アパートやマンションなどの賃貸住宅に住んでいる方が、新築一戸建てに引っ越しする場合、お引越しにかかる費用は家財道具を運んでもらうだけの費用で済みますが、現在住んでいる家を取り壊して新築一戸建てにすると、想定外の費用がかかります。
まず家が完成するまでの間、住む場所を見つけなければいけません。ここはコストを抑えたところなので、家族全員が住めるギリギリのサイズの賃貸住宅を短期契約でするとします。
しかしここで問題となるのが大量の家財道具をその小さな賃貸住宅に置けるかどうかということです。もう少し大きな部屋に変更するのか、それともレンタル倉庫を利用するのか、どちらがお安いか考えなければいけません。
どちらにも入れるのが難しいような大型家具は、工務店さんに相談すると倉庫で預かって頂ける場合もありますので、一度相談してみることをお勧めします。
賃貸住宅に駐車場がない場合は、車のスペースを確保することも重要です。
新築一戸建てが完成したら、真っ先に考えなければいけない事は保険です。
近年地震が頻発して起こり、それに伴う火災で家を焼失される被害も増えていますが、通常の火災保険では地震が原因で起きた火災は保証してくれません。地震、もしくは自然災害による被害をカバーしてくれるプランを選ばなければ家が消失しても保険金は頂けません。
また忘れがちなのが家財の保険です。少しづつ買い足している方が多いので目立ちませんが総額はかなりの金額になります。
新築一戸建てともなると小さなアパートにくらべると何倍にもなります。通常家の保険はその材質や床面積で一定額までしかかけられず、それで全ての損害をカバーするのは難しいところです。
しかしこれに家財の保証をつければ、プランにもよりますが家族の人数分かける一定額が保障されるので、総額としてとても大きな金額になります。
保険金を抑えたい方は貯蓄型ではなく、掛け捨てタイプのプランがお勧めです。